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3Dモデル生成AIを比較|Meshy・Tripo・Hunyuanの違い

無料で試せる3Dモデル生成AIを並べてみると、テキストや画像を入れて数十秒待つという手順はどれもよく似ています。

差が出るのは生成したあとです。

Meshy AIの無料プランで作ったアセットはCC BY 4.0で、作者表示という条件を守れば商用でも使えますが、Tripo AIの無料プランはパブリックモデル扱いで、商用利用はPro以上のプランに含まれます。

精度の良し悪しだけで選ぶと、完成したデータを売れないと後から分かります。

本記事では、無料枠のライセンス差・テキスト入力と画像入力の使い分け・3Dプリントに回すときの確認点を解説します。

おうち3Dプリンター編集部

おうち3Dプリンター編集部です。家庭用3Dプリンターを「家電のように迷わず選べる」状態にすることを目指して、機種の比較、フィラメントの選び方と保管、設置環境づくり、印刷トラブルの対処を解説しています。

※本記事はAIの補助を得て作成し編集部が校正しています。

3Dモデル生成AIで最初に確かめるのは、無料枠のライセンス

同じ「無料で使える」でも、生成物の権利の扱いは3サービスで別々です。

Meshy AIの無料プランは月100クレジット・同時1タスク・ダウンロード月10件という枠で、生成したアセットにはCC BY 4.0が適用されます。

クレジット表記を入れる手間を受け入れるなら、無料のまま商用の用途にも回せる形です。

Pro以上では生成物がプライベート扱いになり、顧客所有ライセンスに切り替わります。

Tripo AIの無料プランは月200クレジットで、公称およそ13モデル分です。数の上ではMeshyの無料枠より余裕がありますが、こちらはパブリックモデル扱いで非商用に限られ、商用利用とプライベートモデルはProプラン以上の機能として整理されています。

Hunyuan3Dはテンセントが公開しているオープンソースの3D生成モデルで、GitHubでコードが公開され、2.1では学習コードまで出ています。回数の上限はありませんが、リポジトリに付くのはTencent Hunyuan系の独自ライセンスなので、商用で使う前にライセンス本文を読んでください。

自分で印刷して家の中で使うだけなら、この差はほとんど関係ありません。

販売・受託・企業案件が少しでも混ざるなら、無料枠の文言がそのまま制約になります。

無料枠で商用まで通すときの条件はMeshy AIは商用利用できる?無料枠とライセンスで解説しています。

テキストから作るか、手元の画像から作るか

入力方法は、思いついた形を言葉で説明するか、すでにある写真やイラストを読ませるかで分かれます。3サービスとも両方に対応していますが、得意なほうが違うので、自分の手元に何があるかで選んだほうが早いでしょう。

手元に何も無く、形のイメージだけがある場合

テキストから生成するタイプが向きます。

Meshy AIはテキスト→3Dに加えてAIテクスチャやリギング・アニメーションまで持っているため、キャラクターを動かす前提のデータを作るときに選択肢が広くなります。

文章の書き方で結果が大きく変わる部分なので、具体的な入力例はMeshy AIの使い方|テキストから3Dモデルを作る手順で解説しています。

写真やイラストがすでにある場合

画像→3Dのほうが形の再現は読みやすくなります。

Tripo AIは画像からの生成を主軸に据えていて、8KテクスチャはMax以上のプランに含まれます。

実物を撮って立体にする流れは写真から3Dモデルを作る方法、手描きや既存のイラストを立体化する流れはイラストを3D化する方法で解説しています。

画像の枚数や背景の処理で結果が変わるため、生成AIそのものより入力画像の準備で差がつきます。

3Dモデル生成AIのタイプ別に、向いている人と向かない人

サービス動かす場所無料枠でできること向いている人
Meshy AIブラウザ月100クレジット・同時1タスク・ダウンロード月10件(Meshy 6 Lite)。生成物はCC BY 4.0クレジット表記を入れてでも、無料のまま商用の可能性を残したい人
Tripo AIブラウザ月200クレジット(およそ13モデル)・同時1タスク・パブリックモデル非商用の個人制作で、とにかく試行回数を稼ぎたい人
Hunyuan3D自分のPCまたは公式Web版コードはGitHubで公開。生成回数はPCの性能しだいBlenderアドオンやComfyUIに組み込んで自分の作業手順に載せたい人

向かないケースもはっきりしています。

月に何十体も生成してすぐ仕事に使いたい場合、無料枠の同時1タスクという制限で待ち時間ばかりが増えるので、最初から有料プランか手元実行を前提にしたほうが時間を損しません。

反対に、PCにグラフィックボードを積んでいない人がHunyuan3Dを選ぶと、環境構築の段階で止まります。

導入のつまずきやすい箇所はHunyuan3Dの使い方、Tripoの画面の流れはTripo AIの使い方で解説しています。

生成AIの3Dモデルは、そのまま印刷できるとは限らない

見た目が完成していても、立体として印刷できる状態かどうかは別です。

生成されたメッシュは厚みがゼロに近い部分を含むことがあり、そのままスライサーに読ませると、薄い箇所が消えたり壁が1層も生成されなかったりします。

底面が平らでない形も多く、サポート材の量が実用の範囲を超えることもあります。

確認はスライサーソフト側で済みます。

OrcaSlicerはAGPL-3.0のオープンソースで、Bambu Lab・Prusa・Creality系に対応しており、温度タワーやフローレートのキャリブレーション機能も持っています。

UltiMaker Curaは無償配布で、推奨プロファイルとカスタムモードを切り替えて400を超える設定項目を触れます。

どちらでも、読み込んだ時点で破綻している箇所はプレビューで分かります。

OrcaSlicerを入れるときは配布元に注意してください。

公式サイトは www.orcaslicer.com だけで、よく似たドメインの偽サイトがあるとGitHubの公式リポジトリが警告しています。

生成から印刷までの具体的な直し方はAI生成の3Dモデルを印刷する手順で解説しています。

寸法が決まった部品に生成AIを使わない

生成AIが返すのは「それらしい形」であって、指定した数値の形ではありません。はめ合いのあるアダプター、ネジ穴の位置が決まった固定具、既存品にぴったり被せるカバーのように、1mm単位で合わせる必要があるものは、生成してから測り直す手間のほうが大きくなります。

この種の部品はCADのほうが向いています。

AutodeskのTinkercadはブラウザで動く無償のWebアプリで、ダウンロードが要らず、広告なしでkidSAFE認定も受けているため、家族で触る前提でも使いやすい作りです。

もう少し踏み込んだ形状を扱うならFusion for personal useがありますが、こちらは個人の非商用プロジェクト専用で、年間収入1,000米ドル未満の個人に限るという条件が公式に明記されています。

本業や企業環境での利用はこの条件から外れるため、仕事で使うならサブスクリプション版が前提になります。

キャラクター・置物・有機的な形は生成AI、寸法が主役の実用パーツはCAD、と分けて考えると、どちらの無料枠も無駄になりません。

配布サイトを先に探したほうが早い場面

作る前に探す、という選択肢も残しておいてください。

MakerWorld・Printables・Thingiverseには、すでに印刷実績のあるモデルが大量に並んでいます。

生成AIの出力と違って、他の人が実際に印刷した写真やメイク投稿が付いているぶん、印刷できるかどうかの判断が早く済みます。

ただしライセンスはモデルごとに作者が設定します。

MakerWorldのガイドラインでは、CC0で公開するには実物をプリントした写真の掲載が必須、NDなら派生物の公開は禁止、SAなら同じライセンスを引き継ぐといった運用が明記されています。

商用で使えるかどうかは、サイト名ではなくモデルページのライセンス表示で判断してください。

Printablesには、モデル公開やメイク投稿で貯まるPrusametersという報酬制度があり、公式eショップのクーポンに交換できますが、譲渡や現金化はできません。

MakerWorldのポイントも同様に交換の仕組みで、レートや上限は変動します。

既存モデルで足りるものは探し、世の中に無い形だけを生成AIに任せるのが、クレジットの使い方としては無駄がありません。

よくある質問

無料プランで作った3Dモデルをそのまま販売できますか

サービスによって異なります。

Meshy AIの無料プランで生成したアセットはCC BY 4.0なので、クレジット表記という条件を守れば商用利用の対象になります。

Tripo AIの無料プランはパブリックモデル扱いで非商用に限られるため、販売するならPro以上のプランが必要です。

実際に販売する前には、各サービスの最新の規約を自分で確認してください。

同時1タスクという制限は、実際に何が不便ですか

生成の指示を出してから結果が返るまで、次の指示を投げられません。

プロンプトを少しずつ変えて5パターン試す使い方だと、1件ずつ順番待ちになります。

形が決まるまで何度も作り直す段階では、この待ち時間が作業の大半を占めます。

オープンソースのHunyuan3Dなら回数制限なく使えますか

生成回数そのものに上限はありませんが、速度は手元のPCの性能に依存します。

加えてリポジトリには独自ライセンスが付いているので、商用利用の可否はライセンス本文で確認してください。

試すだけなら公式のWeb版やBlenderアドオン、ComfyUI向けのラッパーという入り口もあります。

生成した3Dモデルを配布サイトに投稿してもいいですか

投稿先の規約と、生成元サービスのライセンスの両方を満たす必要があります。

CC BY 4.0のアセットを含む場合は作者表示の条件が付きますし、投稿先でCC0を選ぶなら、MakerWorldのように実物をプリントした写真の掲載を求めるサイトもあります。

どちらか一方だけを見て判断しないでください。

まとめ

3Dモデル生成AIを選ぶときに最初に分かれるのは、精度ではなく無料枠のライセンスです。

Meshy AIはCC BY 4.0で表記付きの商用が視野に入り、Tripo AIの無料枠は非商用に限られ、Hunyuan3Dは回数の自由と引き換えに環境構築とライセンス確認が要ります。

そのうえで、テキスト入力と画像入力のどちらを主に使うか、生成後にスライサーで直す手間をどこまで許容できるかを重ねると、候補は1つに絞れます。

ぜひ本記事の比較表とライセンスの条件を参考に、自分の用途に合うサービスから試してみてください。

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